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判例とは

2013.09.25

 柏の弁護士の山田智明です。今回は、日常用語としても使用される「判例」について、簡単に解説したいと思います。

 判例とは、先例としての意味をもつ裁判(判決、決定、命令の総称)のことをいいます。
 裁判(判決,決定,命令)は、司法権の性質上、具体的事件を解決するために下されるものであり、そのため、必然的に当該事件限りの判断になります。

 しかし、将来の同種事案に対する解決の基準を示すものとして、先例としての価値を有することがあり、この裁判例のことを一般に判例といいます。

 日本は、判例法を法体系の中心とする英米法系の国ではなく、成文法を法体系の中心とする大陸法系の国ですが、判例は、実務上、とても重要な役割を担っています。
 特に、最高裁判例は、実務上、大変重要な意義をもちます(最高裁判例で重要なものは、公式判例集に掲載されます。)。また、最高裁判例がない場合には、高裁判例も重要になります。 

 一方、地裁や簡裁の裁判は、高裁判例も存在しない場合などに参考とすることはありますが、裁判官に対する影響力という点では格段に低く、厳密な意味で判例といえるものは少ないですが、新規の法的論点を検討する際には、とても参考になる場合が多いです。

投稿者:柏第一法律事務所

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